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メンフィス・スリム アット・ザ・ゲイト・オブ・ホーン
The Gate of the Horn
The Gate of the Horn
Memphis Slim

メンフィス・スリムが1959年に発表したジャンプ・ブルース風の作品です。この作品はゴスペルやドゥーアップ風R&Bを数多く発表しているヴィージェイ(ビートルズがどういうわけか1枚出している・・・契約の狭間みたいなもののせいらしいが)レコードから発表されています。メンフィス・スリムのヴィージェイにおける曲はこの作品以外に4曲あるだけです。メンフィス・スリムはピアニストでどちらかというと軽妙なタッチでセンスのよいアレンジとしゃれた歌い方が特徴のアーティストです。この作品の後フォークウェイズにいくつか曲を録音し1960年にはパリに移住してしまいます。このためかあまりブルースというフィールドの話の際にその作品のよさと比較して異常に低い評価しかうけていません。録音の数はとても多くいろいろなものがありますが私はこの作品が一押しです。ホーンセクションの冴えがすばらしくこの作品の骨格を充分に作り上げています。またメンフィス・スリム自身のピアノもセンスよく目立ちすぎず曲をものすごくよく表現しています。またマット・マーフィーが参加しており彼独自の奏法によるギターの音が作品を引き立てています。一説によるとこの作品の実際のアレンジは彼がほとんどやっており、彼なしではこの作品はできなかったとまでいわれています。実際はそこまでの話ではないでしょうが彼のギターが締める割合はとても多くとにかくとてつもなく貢献をしていることは間違いありません。マット・マーフィーの細い弦で緩めのセッティングからでる独自の音とその音の何気ないファンキーさは本当にカッコイイです。バッキングのセンスが最高で軽いソロにもなんともいえない切れ味です。とにかくすばらしいギタープレイです。彼のギターだけでも聞き所満載といった感じです。シカゴスタイルにははまらなかった男の最高傑作ブルースアルバムがこれ。ジャンプ・ブルースとはとか、ハウリン・ウルフ以外のマット・マーフィの優れた録音を聞きたい向きにはお勧めです。
author:管理人, category:ブルースCD, 18:47
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BB・キング  ライヴ・イン・クック・カウンティ・ジェイル
Live in Cook County Jail
Live in Cook County Jail
B.B. King

BB・キングの数多くあるライブ盤の中で地味ながらも彼の本来のもち味を充分に生かしたライブです。かの名盤「Live at the Regal」の派手な感じはありませんが充分にそのライブの雰囲気としっかりとした演奏を伝えてくるライブ盤です。場所はタイトルにあるようにクック郡のカウンティ刑務所です。いわゆる刑務所慰安ライブというものです。冒頭のMCには刑務所長の紹介もはいっておりそれに対するブーイングが結構「らしいな」といった感じの趣を出しています。ほとんど全盛期のライブで完全に黒人向けのライブなので彼の全力といえる魂のこもった演奏を聞くことができます。音質はさほどいいわけではありませんがBBとそのバンドの演奏のよさがそれを補うどころか、それすらもひとつのスパイスにしてしまうかのような演奏です。白眉はSWEET SIXTEEN と THRILL IS GONE のあたりでしょう。名演でしょう。残念ながら最終曲はフェイドア・アウトされ完全には収録されてはいません。しかしそんな細かいことがどうにでもなってしまうぐらいここでのBBは熱い演奏を聞かせてくれます。「LIVE AT THE REGAL」のよそ行きのBBではなく黒人社会の中のBBうを聞きたければこの作品から聞いてみてください。このころのBBは本当にすばらしい。
author:管理人, category:ブルースCD, 14:03
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マディ・ウォーターズ ファーザース・アンド・サンズ
Fathers and Sons
Fathers and Sons
Muddy Waters
マディ・ウォーターズが白人ブルースマン(??)と共演したアルバム。
聞き安いです。ある程度わかりやすい方向にふれているのでロックからブルースを初めて聞いてみようという向きの方にはお奨めします。ただかなりの枚数を持っていて購入を戸惑っている方には特には勧めません。なぜならばここでの演奏になにかサムシングを感じるかといえば特になにもありません。マディ・ウォーターズにあこがれたミュージシャン達が喜んで演奏している気持ちが心地よいのですがまあそれだけです。ただとにかく聞きやすいことと演奏がしっかりしていること、基本的には好調な状況での演奏ですので悪くはありません。むしろ骨格がはっきりしているのでブルースとは何?と言った向きにはよいとは思います。
演奏はマディ・ウィーターズ(ギター&ヴォーカル)オーティス・スパン(ピアノ)マイケル・ブルームフィールド(ギター)ポール・バタフィールド(ハープ)ドナルド・ダック・ダン(ベース・・・聞きやすさは彼の力によるところが大きい)サム・レイ(ドラムス)バディ・マイルス(ドラムス)他・・・・・1969年8月18日リリース。
現在はボーナストラック付。まあ値段が安いときに買うのがよいと思いますが、気がつくとてに入らなくなるということもありますので要注意。オイラは新品を980円で買ったような気がするのだが・・・・・・・・
author:管理人, category:ブルースCD, 15:44
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マジック・サム ブラック・マジック
マジック・サムのデルマークレーベルにおける2枚目。
とはいっても彼の意思で作られたのは2枚しかありませんが。
1枚目の「WEST SIDE SOUL」と比較され極端に評価を低く受けている。
ただ内容は聞きやすく、結構曲がよいので悪いアルバムではない。
彼の抜群のリズムのよさが作り上げている作品だ。
傑作2枚組ライブでのレパートリーとなっている曲も多く
彼を理解するには必ず聞くべき作品だ。
しかしサム・ピッキングでこの切れ味、凄い!
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author:管理人, category:ブルースCD, 07:36
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マディ・ウォーターズ アット・ニューポート60
シカゴ・ブルースの大御所の全盛期のライブ。
1960年だから45年前。私は当然生まれていない。
シカゴ・ブルースと呼ばれるスタイルの演奏がぎっしりと詰まっている。
ロックではない本物のブルースだ。
この作品で白人の社会に黒人のブルースが知られていく事となる名盤。
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author:管理人, category:ブルースCD, 07:45
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マジック・サム・ライブ
伝説のブルースマン、マジック・サム
彼の伝説的ライブ盤
凄まじいばかりの演奏力に加え安定した歌、最高のブルースマンの一人です
このライブ盤はもともとテープで出回っていたものです。
これがアナログ2枚組のアルバムになりCD化された。
1枚目はアレックスクラブにおけるライブ。
2枚目はリズムセクション飛び入りのアン・アーバー・フェスティバルにおけるライブ。
ご興味がある方はこちらの方をどうぞ
このレヴューの続きです
author:管理人, category:ブルースCD, 06:59
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