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ローウェル・フルソン マイ・ファースト・レコーディングス
My First Recordings
My First Recordings
Lowell Fulson

ローウェル・フルソンがまだまだ生ギター一本でやっていた時代からバンドのブルースに至るまでの時代を捉えた編集盤だ。結構この時代のものは手を変え品を変えといった感じでコンプリート盤がでないのが残念だ。最初期の生ギター1本でカントリー・ブルースをやっている頃はかなり録音も悪く後年やっていたバンドのブルースとはちょっとかけ離れたものはあるが、これはこれでなかなか味のある演奏で特にギターの力強さは(そんなにうまいわけではないが)特筆にあたいするできだ。バンド編成になってからの彼のブルースは一気に洗練に向かっていき全体の絡みがなかなかスリリングなものがあり後年の傑作に向かって進んでいくさまが見て取れる。晩年の彼のライブをパークタワー・ブルース・フェスティバルでみたのですがまあかなりの高齢だったこともあり彼自身そのものは歩くのも大変でしたが、そのプロとしての芸人根性は凄かったです。音楽性はしっかり確立されていく人なのでそのルーツを知る意味ではこの盤は重要な部分もありますが、基本的にはブルース・マニア向けの編集盤でしょう。しかし1枚の作品でブルースの歴史の一部を垣間見る事が出来る作品と考えれば聞いて損はない作品です。ただし聞き始めの人は必ず後年のものから聞き始めてください。なんだかんだの「TRAMP」が先かなと。
author:管理人, category:ブルースCD, 20:38
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