ロバート・ジョンソン ザ・コンプリート・レコーディングス

  • 2006.03.04 Saturday
  • 11:33
The Complete Recordings
The Complete Recordings
Robert Johnson

ブルースの先祖とか神のように持ち上げられすぎているロバート・ジョンソンのコンプリート・レコーディング集。その昔はジャケットが絵で描かれたKING OF DELTA BLUES のVOL1と2に分かれて販売されていたものを、彼の写真が発見された事やヴァージョン違いの作品が発見されて、この作品が発表され国内販売初日にはバカ売れ状態であった。この人を知った人には何種類かいると思う。ありがちなのはローリング・ストーンズのラブ・イン・ベインから「俺をターン・オンした一人がロバート・ジョンソンさ」という言葉を吐いたミック・ジャガーに対し当時の恋人にマリアンヌ・フェイスフルが「じゃ、やれば」という流れで実際に「LET IT BLEED」と「GET YA-YA-YAS OUT!」で録音しこの流れで知った人。純粋にブルースが好きでこの人を知った人(最近はこの流れが多いのかもしれない)私みたいにボトルネック・ギターとはなんぞやと思いアーレン・ロスという人にの書いた教本を読みギターの練習をしていく過程で知った人、その他いろいろあるでしょう。まあ現在のロック、ブルースがこの人の作品から大きく影響を受けていることは間違いなくブルースではミシシッピー川流域のデルタ地帯からシカゴへと音楽の中心が移るなか例えばマディ・ウォーターズなどがこの人の影響化にある(というかそんまんま)曲をやり他のミュージシャンに影響を与えていった。そしてこれを聴いたイギリスのミュージシャン希望者がこぞってブルースをやり始めという流れでストーンズのようなバンドが出てきたという流れがあるので彼の影響は大きく広まったわけです。

音楽自体はギター一本で彼が歌うというシンプルなものです。ただしそのギターはかなり高度なテクニックで弾かれておりウォーキング・ベースの上にコードとメロディラインを乗せていくというとてつもないもので、真にリズム感がよくなければ絶対に弾く事ができない凄いものだ。曲もすでにこの時期で現代の曲といっても過言ではないほど完成しておりブルースの範疇を超えすでにポップといったもようような曲まである。とにかく歌も目茶苦茶うまく神のようにあがめられるのもよく理解できる。ロックを聴いてこの人の名前を聞いて試しに買おうという人はご用心。素晴らしい作品ですがロックのような聴きやすさや激しさはありませんので音楽の本質が理解できていない段階では抵抗があるかもしれない。音楽の質というものを理解できてから聴くのが吉です。しかし歴史に残る大傑作の編集盤です。

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