いやあ、朝から寒々と雨が降る。・・・・・・・そして・・・・・いやあ寒いね、それがどーした。

  • 2016.01.30 Saturday
  • 08:54
JUGEMテーマ:日記・一般


寒いぜ!!!
こういう日は熱いブルースで・・・・・・おいおいおいおい
いくぜ必殺マジック・サム!!!

あの日のライブって・・・要するに初めて完璧に聞いた日ね。
2枚組ライブが全国津々浦々で話題にはなっていないが
楽器屋さんのその手の人はみんな知っていた。

未だに有効だね。
しかし熱いライブだな。

この中から何曲かバンド組んでやったな。
おいらはベースだけどね。

何故かギターはジェフ・ベックのコピー野郎でどーゆわけかルーム335は弾ける
まあそういう世代なわけだ。

だが雨と寒さに打ち勝つのだ!!

行け!!マジック・サム
サンホゼだ!!

マディ・ウォーターズ アイム・レディ

  • 2006.03.09 Thursday
  • 12:23
I¥'m Ready
I¥'m Ready
Muddy Waters

マディ・ウォーターズのブルースカイ・レーベルからの2枚目の作品。
残念ながらこれはマディの作品というよりもマディが歌っているというだけの作品だ。ジョニー・ウィンタースが全面的にプロデュースしていてうまくまとめているし、結構聞き所もあるのだがなんだろう腰がキチンとすえて落ちていないというか、マディ・ウォーターズの骨太さ加減というものがなく聞きやすいロック・アルバムになってしまっているような感じがするのだ。
マディのチェス時代の傑作から見ると随分落ちるような気がするのは私だけではないだろう。グラミー賞を確かとった作品だと思うけれど、作品がすばらしいというよりも白人社会からみたマディ・ウオーターズの何度目かの再発見ということに対して授与したのではないかとおもうような感じだ。実際問題、曲は過去の焼き直しに過ぎないし、演奏も定型的なものを一生懸命やっているという感が強いのだ。大体ギターがうるさすぎる。ただブルース・ギターの基礎をしっかり学ぶには録音がよいのでよいのかもしれない。

ほとんど教本状況の作品です。平凡な作品を出してみたという感じかな。
なにか肌触りが決定的に違うのだ。

ローウェル・フルソン マイ・ファースト・レコーディングス

  • 2006.03.05 Sunday
  • 20:38
My First Recordings
My First Recordings
Lowell Fulson

ローウェル・フルソンがまだまだ生ギター一本でやっていた時代からバンドのブルースに至るまでの時代を捉えた編集盤だ。結構この時代のものは手を変え品を変えといった感じでコンプリート盤がでないのが残念だ。最初期の生ギター1本でカントリー・ブルースをやっている頃はかなり録音も悪く後年やっていたバンドのブルースとはちょっとかけ離れたものはあるが、これはこれでなかなか味のある演奏で特にギターの力強さは(そんなにうまいわけではないが)特筆にあたいするできだ。バンド編成になってからの彼のブルースは一気に洗練に向かっていき全体の絡みがなかなかスリリングなものがあり後年の傑作に向かって進んでいくさまが見て取れる。晩年の彼のライブをパークタワー・ブルース・フェスティバルでみたのですがまあかなりの高齢だったこともあり彼自身そのものは歩くのも大変でしたが、そのプロとしての芸人根性は凄かったです。音楽性はしっかり確立されていく人なのでそのルーツを知る意味ではこの盤は重要な部分もありますが、基本的にはブルース・マニア向けの編集盤でしょう。しかし1枚の作品でブルースの歴史の一部を垣間見る事が出来る作品と考えれば聞いて損はない作品です。ただし聞き始めの人は必ず後年のものから聞き始めてください。なんだかんだの「TRAMP」が先かなと。

ロバート・ジョンソン ザ・コンプリート・レコーディングス

  • 2006.03.04 Saturday
  • 11:33
The Complete Recordings
The Complete Recordings
Robert Johnson

ブルースの先祖とか神のように持ち上げられすぎているロバート・ジョンソンのコンプリート・レコーディング集。その昔はジャケットが絵で描かれたKING OF DELTA BLUES のVOL1と2に分かれて販売されていたものを、彼の写真が発見された事やヴァージョン違いの作品が発見されて、この作品が発表され国内販売初日にはバカ売れ状態であった。この人を知った人には何種類かいると思う。ありがちなのはローリング・ストーンズのラブ・イン・ベインから「俺をターン・オンした一人がロバート・ジョンソンさ」という言葉を吐いたミック・ジャガーに対し当時の恋人にマリアンヌ・フェイスフルが「じゃ、やれば」という流れで実際に「LET IT BLEED」と「GET YA-YA-YAS OUT!」で録音しこの流れで知った人。純粋にブルースが好きでこの人を知った人(最近はこの流れが多いのかもしれない)私みたいにボトルネック・ギターとはなんぞやと思いアーレン・ロスという人にの書いた教本を読みギターの練習をしていく過程で知った人、その他いろいろあるでしょう。まあ現在のロック、ブルースがこの人の作品から大きく影響を受けていることは間違いなくブルースではミシシッピー川流域のデルタ地帯からシカゴへと音楽の中心が移るなか例えばマディ・ウォーターズなどがこの人の影響化にある(というかそんまんま)曲をやり他のミュージシャンに影響を与えていった。そしてこれを聴いたイギリスのミュージシャン希望者がこぞってブルースをやり始めという流れでストーンズのようなバンドが出てきたという流れがあるので彼の影響は大きく広まったわけです。

音楽自体はギター一本で彼が歌うというシンプルなものです。ただしそのギターはかなり高度なテクニックで弾かれておりウォーキング・ベースの上にコードとメロディラインを乗せていくというとてつもないもので、真にリズム感がよくなければ絶対に弾く事ができない凄いものだ。曲もすでにこの時期で現代の曲といっても過言ではないほど完成しておりブルースの範疇を超えすでにポップといったもようような曲まである。とにかく歌も目茶苦茶うまく神のようにあがめられるのもよく理解できる。ロックを聴いてこの人の名前を聞いて試しに買おうという人はご用心。素晴らしい作品ですがロックのような聴きやすさや激しさはありませんので音楽の本質が理解できていない段階では抵抗があるかもしれない。音楽の質というものを理解できてから聴くのが吉です。しかし歴史に残る大傑作の編集盤です。

フェントン・ロビンソン アイ・ヒアー・サム・ブルース・ダウンステアーズ

  • 2006.03.03 Friday
  • 12:14
I Hear Some Blues Downstairs
I Hear Some Blues Downstairs
Fenton
Robinson

フェントン・ロビンソンのアリゲーターにおけるセカンドアルバム。小気味良い演奏の中でフェントン・ロビンソンのギターの音を最大限に生かした堅実なギタープレイが光る好盤だ。歌も演奏も円熟に域にはいりつつあるが、まだまだ若々しい声と張りのあるギターの音が冴えまくる。自作の曲中心であるが、,「JUST A LITTLE BIT」のようなR&Bの名曲のカバーもあり結構ヴァリエーションのある選曲であり、ほんのちょっとポップ・フィーリングも感じられる。すぐれたブルースアルバムになっている。ちょっとギターソロにこだわりすぎかなと言う部分もあるがこれは聞く側の好みで感想が変わってしまうところでしょう。しかしこんなにフルアコーステッィクの音が良いと弾きまくりたくなる気持ちは良くわかる。このギターの音は本当にすばらしい。ブルースファンならば必聴です。

マディ・ウォーターズ ハード・アゲイン

  • 2006.03.02 Thursday
  • 19:44
Hard Again
Hard Again
Muddy
Waters

ジョニー・ウィンターが主導して製作したブルースカイにおけるマディ・ウォーターズの最初の作品。基本的に過去の曲のセルフカバーが中心になっている。出来は正直平凡なものです。ただし過去の名曲をキレイな録音で演奏していますのでとても聴きやすいものになっています。音の輪郭がはっきりしているのでカバーするときのお手本としては最高のものです。マディ・ウォーターズの歌も悪くないし、バックの演奏もまあまあよいのだが・・ちょっとギターが出すぎかな(そんなにでもないが・・・音質の問題なのだろう)ジョニー・ウィンター達のマディに対する真剣な思いというか尊敬の気持ちは十二分に伝わってくる。ただ新たなものをうみだすわけではないということが前提にあるためか、本人達が楽しみすぎてしまった作品になってしまったことがなんとなく緩い作品になってしまった原因のような気もする。

ロバート・ジュニア・ロックウッド ステディ・ローリン・マン

  • 2006.03.01 Wednesday
  • 12:14
Steady Rollin¥' Man
Steady Rollin¥' Man
Jr. Robert Lockwood

ほぼ引退状態にあったロバート・ジュニア・ロックウッドを復活させた作品だ。この当時デルマーク・レコードのボブ・ケスターがジュニア・ウェルズのフードゥー・マン・ブルース、マジック・サムのウェストサイド・ソウルとともに主導をとり製作した名盤だ。ゆったりとした暖かで、なんとなくポップな香りがする独特の作品だ。この作品ではロックウッドはひたすらサイドでバンドの音を支え続けている。ソロはルイス・マイヤーズが弾き本人は歌とバッキングに徹するという歌や曲を大事にしている作品だ。基本的にはロックウッドがロバート・ジョンソンの義理の息子ということがあり音楽のスタイルはロバート・ジョンソンの流れを汲むものでありなんとなく香るポップさは彼から受け継いだものなのでしょう。落ち着いた作風の暖かなブルースアルバムです。ロックウッドの独自のバッキング・スタイルを聞き込み研究するにはこの作品はお勧めです。初来日時のライブ盤もまた名盤。ロックウッドを知るにはまずこの2枚から。ただし大仰な演奏はしていませんのでその他のことをお望みの方は避けたほうが賢明でしょう。

バディ・ガイ スリッピン・イン

  • 2006.02.28 Tuesday
  • 03:40
Slippin¥' In
Slippin¥' In
Buddy Guy

バディ・ガイの力強い極めてロックよりの作品だ。録音は1994年。現代によみがえるブルースの巨人と行った感じがある年齢をまったく感じさせない作品だ。ジム・ヘンドリックスの元ネタであるという事実を裏付けるような力強いギターとド迫力のヴォーカルがこの作品がつまりまくっている。ロック側の人間に聞きやすく作ってある作品でどちらかといえばブルースの正常進化系ロック・アルバムという感じもする。ロックを聴いてブルースに興味を持ちブルースのギターをマスターしたいと思っている人には最高のお手本かもしれない。むしろホワイト・ブルースを参考に意識的に作った作品のような肌触りもあるぐらいだから、初めてブルースを聴く人にはいきなりオリジナルと言える50年代のシカゴ・ブルースを聞くよりもブルース入門編と言える本作品の方がよいかもしれない。自己パロディのような感じもあるがバディ・ガイ自身の気力が充実し、実際の演奏もパワフルさで満たされている作品だ。まあ悪くはない作品です。ギターの練習にはとってもよいかもしれない。

サニー・ボーイ・ウィリアムソン&ザ・ヤードバーズ

  • 2006.02.26 Sunday
  • 22:32
サニー・ボーイ・ウィリアムソン&ザ・ヤードバーズ+12
サニー・ボーイ・ウィリアムソン&ザ・ヤードバーズ+12
ザ・ヤードバーズ

サニー・ボーイ・ウィリアムソンがヤードバーズのマネジャーであったジョルジョ・ゴメルスキーが主催したアメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバルに招かれた際にクロウダディ・クラブにて収録されたライブ盤です。サニー・ボーイ・ウィリアムソンがヤードバーズと共演している曲についてはサニー・ボーイがアマチュア・ミュージシャンと一緒に演奏しているような感じで彼本人は全盛は過ぎたとは言え圧倒的な迫力で光り輝いているのですが、ヤードバーズの演奏力があまりにも低くライブ盤全体としてみた場合、サニーボーイの記録としては貴重だがそれ以外にはたいして価値がない録音となってしまっている。バックのギターはエリック・クラプトンなのですがマダマダ後年の彼の光はここでは見ることはできない。

記録的なことで言えば、この録音(1963年12月7,8日)について確かに重要なものはある
1.サニー・ボーイ・ウィリアムソンの最後の録音であること。(1965年没)
2.ヤードバーズの最初のライブ録音であること。
3.この当時のイギリスでの音楽がいかにブルースから影響を受けこれがロックに変化していく一つのサンプルになっていること

これらのことでこの作品は重要な位置を占めるといえる。
録音されたことが重要なことであり、サニー・ボーイを聞くならばこの録音は一番最後でかまわないと思います。

クラプトンのファンにとっては宝物かもしれません。

サニー・ボーイ・ウィリアムソン キング・ビスケット・タイム

  • 2006.02.25 Saturday
  • 20:58
King Biscuit Time
King Biscuit Time
Sonny Boy Williamson II

2人いるサニー・ボーイ・ウィリアムソンのうちいわゆる2世と呼ばれる事がある方のほうです。後にチェスにダウン・アンド・アウト・ブルースなどの傑作ブルースアルバムは発表していくブルース・ハープの第一人者であります。ここではアメリカのKFEAラジオの放送用に録音したライブ録音を収録したものです。音質は決してよいものではないのですが、その演奏の熱さは十二分に伝わってくるサニー・ボーイの存在感が十二分に表れている傑作ライブです。

バンドはまだベースはウッドベースを使用している時期の録音ですが、完全にここでは既にいわゆるシカゴスタイルのバンドサウンドが完成しておりバンドが一体となって迫ってくる凄さは物凄いものがあります。後のチェス録音のものと比較しても見劣りしないどころかむしろこちらの方がよいのではと感じる瞬間すらあります。

この作品の録音の時期はほとんどが1951年です。ギターでエルモア・ジェイムスが参加している曲が多くスライドではない彼のギターのうまさがここでは光り輝いています。いやあしかし本当にうまい。のりのよさリズムの凄さ何一つ無駄のない音使い、本当に最高のブルースがここにはあります。

18曲目はエルモア・ジェイムスにサニーボーイが加わる形での「ダスト・マイ・ブルーム」が収録されています。エルモア・ジェイムスの圧倒的なヴォーカルとギターとシンクロしたブルース・ハープが見事な素晴らしい演奏です。ブルースとはという問いかけに対するひとつの回答がここにはあります。

録音はイマイチだが内容は最高のライブです。ブルースファン必聴の大名盤です。凄い!

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 要するにノートンの側のエラー??
    aki (02/10)
  • サンキュー!ノートンさん
    aki (02/10)

recommend

A Night at Birdland, Vol.1
A Night at Birdland, Vol.1 (JUGEMレビュー »)
Art Blakey Quintet
バードランドにおけるアート・ブレイキー(Dr)名義のライブ盤。各楽器も名うてのミュージシャンをそろえものすごい演奏を繰り広げています。この音の熱さは本当に凄いものがあります。ハードバップといわれるジャズのジャンル誕生のきっかけと言われるライブらしく、何かを生み出そうとする凄さが誰にでもわかるような本能に迫る演奏で聞かせます。本当に凄い。現在980円。続編がvol2で出ています。日本盤はボーナストラックなしで1500円。さあどちらを買うかはあなたの自由。音楽をたくさん聴きたければやはり輸入盤だろう。内容は同じでおまけがついているわけだから。

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM